ドロッポ医は、何もかもがラクというイメージを持たれがちです。
しかしながら、メリットとデメリットがあります
ドロッポ医のメリット
ドロッポ医のメリットは
- 時間的に自由
- 人間関係に悩まされない
の2つです。
この2つのメリットは、医師人生の上で喉から手が出るほど欲しいものではないでしょうか。
ドロッポ医になると、この2つを手にいれる事ができます。
まず、圧倒的に時間は自由です
午前だけ働いて午後休みにしても良いですし、平日休みを作り出しても良いです。月1くらいで軽く旅行できます。
時間の自由を手にいれる事は、すなわち自分の人生を自分のものにする事と同義です。
とにかく自由な時間が欲しい、という人にはドロッポ医は向いています。
また、変な人間関係に悩まされる事がありません
ドロッポ医は基本的に複数の職場で、薄く広く働きます。
人付き合いが全く無いかと言われるとそうではありませんが、関係は希薄です。
常勤で勤務医をやっていた頃の、よくわからない人間関係の悩みは、一切ありません。
これもドロッポ医の大きなメリットです。
ドロッポ医のデメリット
ドロッポ医のデメリットは
- 雇用が不安定
- 仲間が少なく孤独
の2つです。
メリットとデメリットは表裏一体、捉え方の違いに過ぎません。
ドロッポ医は時間的に自由ですが、それは裏を返せば雇用が不安定だという事です。
非常勤という立場は雇用関係では常勤よりは弱く、クビになりやすい雇用形態です。
ドロッポ医は時間的には自由かもしれませんが、経済的な安定性は欠けます。
また、ドロッポ医は孤独です。
似たような境遇の仲間が少なく、いたとしてもあまり巡り会えません。
ドロッポ医は人間関係で悩まされる事はありませんが、それは裏を返せば濃い人間関係が無いという事であり、孤独を感じやすいです。
ドロッポ医が向いている人
ドロッポ医が向いている人はどんな人なのか、答えは簡単です。
ドロッポ医のメリットに高い価値を感じ、ドロッポ医のデメリットを大したデメリットだと感じない人です。
つまり
- 自由な時間がとにかく好き(メリットに高い価値)
- 人間関係に悩まされるのがとにかく嫌(メリットに高い価値)
- 多少雇用が不安定でも、お金は使わないから大丈夫(デメリットは大した事ない)
- 1人で行動、生活する事が苦じゃない(デメリットは大した事ない)
という人は、向いています。
僕の中での偏見ですが、独身男性は割と向いているのかなとも思います。
結婚すると、どうしても雇用が不安定である事がネックになります。パートナーが稼げる人なら良いですが、そうでない場合は自分が経済的な基盤となるはずですから。
逆に言えば、稼げるパートナーと結婚すれば、多少雇用が不安定でもドロッポ医になる事のデメリットは緩和されます。
これも僕の私見ですが、女性は割と孤独に耐えられない人が、多いと思います。
そうなると、希薄な人間関係、孤独感に悩まされる事があると思います。
家族がいる場合は、家庭に人間関係を求めれば良いわけなので、多少孤独でもドロッポ医になる事のデメリットは緩和されます。
メリットが最大化し、デメリットが最小化する人。
これがドロッポ医に向いている人です。
僕はまさに独身男性で、美味い酒を飲みながら旅をし、女を抱き、趣味に興じて生きております。
完全にドロッポ医に向いています
唯一、気をつけないといけない事、それは1度ドロッポ医になると元には戻れない、という事です。
仮に独身男性がドロッポ医になったとして、デキ婚して家族を養わないといけなくなった時、経済的な基盤は不安定なドロッポ医1本では、難しくなる時が来るかもしれません。
しかしもう、元には戻れません。
唯一そこだけは、大きな落とし穴だと思います。
その可能性を限りなく排除できる人で、向いている人は、臆する事なくドロッポ医への一歩を踏み出す事を、オススメします。
次の記事:ドロッポ医になる具体的な手順